腹筋を割るために腹筋運動は必要ない—その理由

筋トレ

腹筋ローラーを毎日やって割れた、という話をたまに聞くけど、腹筋が見えるかどうかを決めるのは腹筋運動の回数じゃない。

これ、ちゃんと理由がある。

※ 記事内の商品リンクには広告を含む。成分・用量・価格は各社の公表値と公開されている研究をもとにしている。

結論:腹筋を割るのに必要なのはではなく。シットアップを毎日やっても、お腹の脂肪が乗っていれば一生割れて見えない。優先順位は ①食事管理②全身の筋トレ ③有酸素 の順で、腹筋運動はオマケで十分。

腹筋を割りたいなら、腹筋運動は実はいらない

腹筋を割るために腹筋運動は必要ない—その理由


この手の話はほんとによく聞く。

ただ、それはやる順番がぜんぶ逆になっている。

ぶっちゃけ、腹筋を割るために一番大事なのは腹筋運動じゃない。
。これに尽きる。

というのも、腹筋はすでに全員の身体にある。
腹直筋という筋肉は、生まれた時から6つに分かれている構造をしている。
見えないのは、単純にその上に脂肪のフィルターが乗っているから。それだけ。

アプローチ 腹筋が割れる効果 優先度
食事管理 ◎ 体脂肪が落ちて初めて見える 最優先
スクワット・デッドリフト等の高重量種目 ◎ 体幹も同時に強烈に使う/代謝UP 高
有酸素運動 ○ 消費カロリーを上乗せ 中
シットアップ・クランチ △ 腹筋は厚くなるが脂肪は落ちない 低
部分痩せ × 生理学的に不可能 なし

結局、体脂肪率が全てを決めている

どのくらい体脂肪を落とせば腹筋が顔を出すのか?
目安としてはこのあたり。

  • 男性: 体脂肪率15%前後でうっすら、12%以下ではっきり
  • 女性: 体脂肪率22%前後でうっすら、18%以下ではっきり

個人差はある。
骨格・筋肉量・脂肪のつき方で見え方は変わるから、あくまで目安として。

ここで1つ残酷な事実を。
、ほぼ無理。

部分痩せついては過去に何度も研究されていて、結論はほぼ一貫している。
e-ヘルスネットの解説でも触れられている通り、「特定部位のトレーニングでその部位の脂肪だけを優先的に燃やすことはできない」
というのがメジャーな見解。

脂肪は全身から少しずつ落ちていく仕組みで、しかも落ちる順番は遺伝的にだいたい決まっている。
悲しいことに、腹回りは最後まで残る場所の代表格なんだよね。

腹筋運動を増やすより、体脂肪を落とす方が見た目には効く

部分痩せができない以上、クランチの回数を増やしてもお腹の脂肪だけが落ちることはない。スクワットやデッドリフトのような全身の複合種目と食事管理で全身の体脂肪率を下げる方が、腹筋の縦線が見えるまでの近道になる。

じゃあ何をすれば一番早いのか

全身の筋トレが腹筋を割る近道

答えはシンプル。
全身の筋トレ + 食事管理。この2枚看板。

特に筋トレで優先すべきは、大きな筋肉を使う複合種目。

  • スクワット
  • デッドリフト
  • ベンチプレス
  • 懸垂 or ラットプルダウン

この辺を軸にするだけで、腹筋クランチ何百回よりも遥かに消費カロリーが稼げる。
しかも地味に重要なのが、重いスクワットやデッドをやっている最中、腹筋はバキバキに働いているということ。

高重量のバーベルを担ぐと、体幹が潰れないように腹圧をかける必要がある。
このこそが、日常で一番使える腹筋の機能だったりする。
シットアップじゃこれは鍛えられない。

フォームが崩れた状態でいくら重さを扱っても効果は半減するので、動作の質にはこだわった方がいい。
このあたりは フォームの重要性を軽視する人が伸びない理由 でも書いたけど、重量より先にフォーム、マジで。

食事管理の比重が7割くらいある

正直に言うと、腹筋を見せるための戦いの7割は台所で決まる。

自分なら、まずこの設定から組む。

  • 総摂取カロリーを維持から-300kcalに設定
  • タンパク質を体重×
  • 脂質は全体の
  • 残りを炭水化物で埋める
  • 週の全身筋トレ
  • 有酸素は週、の早歩き程度

腹筋運動はこの段階ではオマケで十分。

逆に、腹筋運動だけを頑張って食事を変えなければ、お腹の脂肪は落ちないので割れて見えることもない。

食事管理が続かない人は、宅食サービスを使うのも1つの手。
自炊でPFCを毎食揃えるには計量と計算の手間がかかり、慣れないうちは計算ミスも起きやすい。
厚生労働省のガイドラインでも示されている通り、三大栄養素のバランスは健康づくりの基本。
最初のだけでも身体に覚えさせる目的で使えば、PFCを自分で計算する手間を省ける。
マッスルデリ食事管理の比重が7割くらいある

腹筋運動をやる意味が「ない」わけじゃない

ここまで腹筋運動不要論みたいに書いてきたけど、念のため補足を。
腹筋運動そのものが無駄、というわけでは全然ない。

むしろ、体脂肪がある程度落ちてきたフェーズで効いてくる。

  • 腹直筋の厚みをつけて、浮かび上がるブロックを大きくする
  • 腹斜筋を鍛えて、サイドのくびれ・ギザギザを作る
  • 体幹の安定性を高めて、他の種目のパフォーマンスを上げる

彫刻で言うなら、体脂肪を落とす作業は段階。
腹筋運動は段階。
順番を逆にすると、ずっと岩に彫刻しているのに岩そのものが見えない、みたいな状態になる。

優先順位を整理するとこう。

  1. 摂取カロリーとPFCバランスを整える
  2. 全身の複合種目で筋肉量を増やしながら脂肪を落とす
  3. 体脂肪率が下がってきたら腹筋種目を仕上げとして追加

この順番を守るだけで、腹筋が見えるまでの時間はだいぶ短縮できる。

よくある質問にまとめて答える

Q. 腹筋ローラーだけで割れますか?

A. 体脂肪が十分に低い人なら、割れて見えるようにはなる。
でも割れたわけじゃなくて、そもそも食事やその他の運動で脂肪が落ちていた結果、と考えた方がいい。
ローラーだけで脂肪を減らすのは厳しい。

Q. 毎日腹筋しても大丈夫?

A. 腹直筋は比較的回復が早い筋肉なので、軽めの種目なら毎日でも問題は出にくい。
ただし、高負荷でやるなら他の筋肉と同じく週で十分。
やりすぎても割れる速度は上がらない。

Q. お腹周りだけ脂肪が落ちません

A. これ、めちゃくちゃ多い悩み。
正直に言うと、お腹周りはなので、先に顔や腕が細くなるのは普通。
途中で諦めずに、全身の体脂肪率をもう少し下げる方向で続けるしかない。

Q. 腹筋運動は何を選べばいい?

A. クランチ、レッグレイズ、プランク、この3つを回すだけで十分。
種目を増やすより、フォームを丁寧にやった方が効く。

自宅でやる?ジムでやる?

腹筋を割るためのトレーニング環境について、自分の考えを正直に書いておく。

全身の複合種目をちゃんとやりたいなら、ジムの方が圧倒的に有利。
スクワットやデッドを自宅で高重量でやるのは、器具の安全性的にもスペース的にも現実的じゃない。

一方で、いう段階なら、コンビニ感覚で通える低価格ジムから始めるのもあり。

タイプ別おすすめ

① まず体脂肪を落としたい・運動習慣ゼロの人

腹筋を割る最大のハードルは。ジム通いが続かない人は、月額制で全国どこでも通い放題の chocoZAP① まず体脂肪を落としたい・運動習慣ゼロの人 から始めるのが現実的。営業なので、だけ寄って帰るくらいの低ハードルな使い方から始められる。

② 短期で結果を出したい・自己流に限界を感じている人

なら、結果にコミットする RIZAP② 短期で結果を出したい・自己流に限界を感じている人 や、オンラインで完結する CLOUD GYM② 短期で結果を出したい・自己流に限界を感じている人 がおすすめ。腹筋運動の回数より、食事の方を本気で見直す方が早い。

③ すでにトレーニングはしている・あと一歩で割れそうな人

体脂肪をあと数%削るフェーズで効くのが、減量中のタンパク質確保。コスパ最強の マイプロテイン でタンパク質を体重×確保しつつ、カロリー収支をマイナスに保てば、シットアップなしでも輪郭は出てくる。

特に読まれている記事

📝 記事に関連するアイテム


🎁

無料プレゼント

RPE&セット数 早見表

筋肥大・筋力UP・減量別の最適セット数を網羅

▶ 無料で受け取る

※本記事は一般的な健康情報の提供を目的としたもので、医療・栄養の専門的指導の代替ではありません。持病のある方・服薬中の方・通院中の方は、運動や食事の内容を変更する前に必ず医師等の専門家にご相談ください。効果には個人差があります。

タイトルとURLをコピーしました